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 「熊谷守一の世界 −水墨画・書−」
平成17年7月26日(火)〜9月4日(日)

五風十雨

鯤(こん)

 日本の近代美術史に大きな足跡を残した画家・熊谷守一。彼の残した水墨画と書を中心に紹介する展示会を開催いたします。
 気負いもなく、さりげなく、淡々としていてここちよい。ふつうのようでありながら、決して誰も真似のできない「くまがいもりかず」という生き方。
 自宅の庭を一生の世界とした彼の目にうつる虫や鳥や花。「熊谷守一の世界」をお楽しみください。

出品総数 水墨画・書を中心に約40点

主 催:大阪府立弥生文化博物館
後 援:(財)大阪21世紀協会/和泉市教育委員会/泉大津市教育委員会
会 期:7月26日(火)〜9月4日(日)
休館日:月曜日[ただし7月18日(月)は開館、翌19日は休館
入館料:一般300円[240円]高大生・65才以上200円[160円] [ ]は20名以上団体料金、【中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料】

日本のピカソといわれた男

  「もっと放っといて長生きさせてくれ」といって絵を描きつづけた男・・・
  「私は特別お国のためにしたことはない」と文化勲章を断った男・・・
  「上手なんてものは先が見えちまいますわ。行き先もちゃんと分かってますからねえ。へたなのは、どうなるか分からない。 スケールが大きいんですわ」と言い切った男・・・
  「蟻は左の二番目の足から歩き出すんです」と言った生物学者のような男・・・ そんな熊谷守一の水墨画と書の展覧会です。熊谷守一を知っている人も知らない人もこんな男の作った約40点の作品群。 ほとんど未公開の作品ばかりで理屈ぬきに楽しみな展覧会です。 この機会に是非皆さんに熊谷守一に会いに来ていただけたらと思います。

熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会指定諮問委員 真鍋井蛙

熊谷守一 略年譜

1880(明治13)年 岐阜県恵那郡付知村(現・中津川市付知町)に生まれる。
1904(明治37)年 東京美術学校西洋画科専科を卒業。
1909(明治42)年 第3回文展に「ローソク」を出品。褒状を受ける。
1916(大正 5)年 第3回二科展に「習作」「赤城の雪」を出品。二科会員に推挙される。
1928(昭和 3)年 このころから、約10年間二科展の研究所で教える。
1932(昭和 7)年 豊島区千早町に家を新築・転居。生涯ここで生活する。
1940(昭和15)年 第27回二科展に熊谷守一生誕60年記念として主要作品41点が特別陳列。
1947(昭和22)年 再建二科会に加入せず、二紀会結成に名をつらねる。
1951(昭和26)年 二紀会を離れ、後藤真太郎主宰の清光会同人となる。
1954(昭和29)年 後藤真太郎死去により清光会解散。以後どの団体にも属さず。
1961(昭和36)年 熊谷守一刊行会編『熊谷守一画集』(美術出版社)刊行。
1965(昭和40)年 近代における文人画とその影響展に「蝦蟇」「蝶」「寒山拾得」が選ばれる。
1967(昭和42)年 文化勲章の内示に辞退を申し出る。
1969(昭和44)年 木村定三編『熊谷守一作品撰集』刊行。
1971(昭和46)年 『へたも絵のうち』(日本経済新聞社)刊行。
1973(昭和48)年 『熊谷守一の書』(求龍堂)刊行。
1974(昭和49)年 熊谷守一書茂吉秀歌選展がギャラリー・なかつみで開かれる。
1975(昭和50)年 『熊谷守一クロッキー集 鳥獣虫魚』(神無書房)刊行。
1976(昭和51)年 郷里の岐阜県恵那郡付知町(現・中津川市付知町)に熊谷守一記念館が設立される。
             『蒼蠅』(求龍堂)刊行。
             熊谷守一水墨小品展がギャラリー・なかつみで開かれる。
             藤森武写真集『獨樂 熊谷守一の世界』(講談社)刊行。
1977(昭和52)年 永眠(享年97歳)
1978(昭和53)年 『熊谷守一自撰水墨画集』(神無書房)刊行。
1980(昭和55)年 『書 熊谷守一』(神無書房)刊行。
1985(昭和60)年 熊谷守一美術館が守一が45年間住んだ東京都豊島区千早2に開館。
1997(平成 9)年 『虫時雨』『無一物』(ともに世界文化社)刊行。

【講演会・展示解説】

1階ホール 午後1時30分〜3時30分(受付は午後1時から)
  定員170名(先着順・事前申込は不要)

8月3日(水)「対談 熊谷守一の書画」
    真鍋井蛙(熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会指定諮問委員・
    大阪府立三国丘高等学校書道教諭)
    小灘一紀(画家)

8月28日(日)「熊谷守一の書画」
     真鍋井蛙
     両日とも後半は、真鍋井蛙さんによる展示解説があります。

【ワークショップ】

「篆刻(てんこく) 名前を刻む −古代文字・弥生絵画−」
真鍋井蛙さんによる実技指導を受けながら製作します。
日時: 8月7日(日)午後1時30分〜3時30分(受付は午後1時から)
場所: 地階セミナールーム
定員: 20名(要申込)
参加料:500円(入館料別)
申込方法:先着順受付
往復はがきかE-Mailで「住所・名前(ふりがな)・連絡先電話番号・参加人数・返信用あて名(アドレス)を記入してお申込ください。

ワークショップにつきましては、定員となりましたので応募を締め切らせていただきました。
ご応募ありがとうございました。

問合せ先
大阪府立弥生文化博物館
〒594−0083 和泉市池上町443
TEL.0725−46−2162  FAX.0725−46−2165
yayoi@kanku-city.or.jp   http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/

月曜休館
ただし7月18日[月]は開館、翌19日[火]は休館
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)

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