“母の日の調べ~波戸岡美紗ピアノリサイタル~”

波戸岡美紗さんのピアノソロによる、“母の日の調べ~波戸岡美紗ピアノリサイタル~”を開催しました。

新緑の鮮やかさが目に留まります。

何気なく見る風景の片隅が、

日々変わっていくと感じるのは

時の流れのせいだけなのでしょうか。

  

今日は5月の第2日曜日。

母の日です。

  

波戸岡さんのピアノは、

母の愛に負けないような温かさと、

今まで与えられたその愛に少しでも応えようとする

1人の懸命さが表れているようでした。

  

込めた想いを形にするように鍵盤を弾き、

そして何より想いあふれるその姿から生まれる音色は、

きちんと大切な人に届いていたように思います。

   

カッチーニの「アヴェ・マリア」、

シベリウスの「カーネーション」。

  

しっとりとした音色が私たちの心に染み込んでいくその時間、

誰もが永遠に生き続ける母からの愛を思い出していたのではないでしょうか。

   

ドビュッシーの「映像第1集」、「映像第2集」、

ファリャの「火祭りの踊り」などが流れた第2部も含め、

入り込む陽射しのような輝きと、

燃え盛る炎の周りで躍動するような力強さが交錯するそのピアノの音は、

果てしなく響いていきそうで、

しかしただ一点に集約されていくようでもありました。

コンサートの90分、

間違いなくそれは母の日でした。

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一羽の蝶が舞い降りました。

  

羽の先に何かを付けています。

  

蝶はあなたのそばに止まり、羽を休め始めました。

  

再び羽ばたいてあなたのところから飛び立った時、

蝶は羽の先に付けていたものを置いていきました。

  

それはリボンで綴じられた指先に乗るほどの小さな箱です。

  

ひもをほどくとぼやけてその箱は見えなくなってしまいました。

  

照れくさくって、

そんな小さな箱です。

     

次回は5月27日です。

小谷朋子さん(ピアノ)、山崎江美子さん(ヴァイオリン)による“Atelier en musique~音楽のアトリエ~Link ”になります。

お待ちしています。

— posted by yayoi at 08:36 pm  

ゴールデンウィーク特別企画「Let’s TRY!」~2日目~

ゴールデンウィーク特別企画「Let’s TRY!」は

今日が2日目です。

  

「犬人形を作ろう!」と、

「竪穴住居をたてよう!」の2つのメニューをたくさんの人に体験してもらいました。

  

犬人形は大阪城周辺からたくさん出土したもので、

犬は子だくさんであることから

安産やこどもの成長のお守りと考えられています。

  

今日来てくれたみなさんは元気いっぱいでしたが、

勉強もできて

さらに元気になってもらおうという企画です!

  

まずは

粘土で耳や頭、身体などのパーツを作ってもらいました。

竹のくしを使って丸くした粘土は、

これからみなさんの手で

犬の形になっていきます。

  

むかしはおそらく日本犬だけでしたが、

現代はいろんな種類の犬たちがいますよね。

みなさんはどうでしょうか?

好きな犬の種類で上手にできましたか?

  

みなさんが犬人形を大切にしてくれれば、

きっと犬人形もみなさんをいつまでも守ってくれるはずです。

  

だから今日の思い出といっしょにずっと大切にしていてくださいね!

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竪穴住居とは、

弥生時代の人たちが住んでいた家のことです。

  

骨組みまでではありますが、

みなさんで一緒に建ててもらいました。

   

スタートは土に見立てたブロックを動かすところから始めます。

テミを使ってかき出すのは楽しいですが、

本物の土だとすごく大変なんですよ~。

  

掘り終えた後は

木でできた柱などを立てていきます。

  

土台となる太い柱や梁(はり)、

周りを囲む短い棒、長い棒があって、

その1本1本が竪穴住居や家族を支える大切な骨組みになります。

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重い柱や長い棒は2人で仲良く運んでくれたりして、

きちんと立て掛けることができましたね!

  

これで竪穴住居の完成です!!

  

写真を撮ったり

中に入って上を見上げたりして楽しんでもらいました。

弥生時代の子どもたちも、

完成したら同じように楽しんでいたのかもしれませんね。

  

それと後片付けまで手伝ってありがとうございました。

次に建ててくれるお友だちも、

気持ち良くできると思います。

  

5月5日Link

「こいのぼりをつくろう!」と、

「竪穴住居をたてよう!」になります。

  

いっしょにまたいろいろ体験しましょう!Let’ TRY!!

— posted by yayoi at 07:52 pm  

ゴールデンウィーク特別企画「Let’s TRY!」~1日目~

今日から始まったゴールデンウィーク特別企画「Let’s TRY!」。

  

1日目の今日は、

「狩人きぶん」、

「こいのぼりをつくろう!」、

「弥生の米つき 弥生土器で炊飯実験!」、

「土器パズル」、

「海渡くんをさがせ!」、

を開催しました。

  

弓矢の使い方、みなさん知っていますか?

ごはんのため、

「狩人きぶん」では弓矢を手に動物たちと戦ってもらいました。

  

弓矢を使ったことのない人もたくさんいたけれど、

何本も放っているうちにすごく上手に動物たちを狙ってくれましたね。

  

シカ、ウサギ、ヘビ……、

あっ、見て!イノシシがこちらに走ってくるよ!

みんな、早く倒さないと危ないっ!

  

  

…良かった、みんなが協力して倒してくれたね。

これで無事にお家に帰れるし、おいしいごはんも食べることができます!

倒した嬉しさも、弓矢の腕も、

これで弥生人と同じ……かな?

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明後日は子どもの日です。

街中や河原で泳いでいるこいのぼりが、

今日はたくさん博物館の中で泳ぎ始めました。

  

色鉛筆で色を塗って、紙を折って

手のひらサイズのこいのぼりが生まれます。

  

お父さんは黒…じゃないね、おしゃれなお父さんだね!

お母さんは赤…そっか、お母さんはそういう色が好きなんだね!

子どもたちは……

  

世界で1つだけのこいのぼりがたくさん完成しました!

元気に泳いでくれていますよ~!!

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お米はボタンを押せば炊けるのではありません。

  

水で研いで、

火で炊いて、

それから蒸らしておいしくでき上がります。

  

むかしの人たちが使っていたのと同じ道具、土器を使って、

みなさんと一緒に初めからごはんを炊きました。

  

こうやってお米が炊けるところを見たことありますか?

でき上がりまで、じっと土器を見守ってくれていましたね。

  

あっ、そうそう、

ふいごで火を大きくしてくれてもいましたね!

ちょっと煙たかったかな?

でもそのおかげでおいしく炊きあがりましたよ!

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味はどうですか?

おこげもあったりして、

みなさんが想像しているよりおいしかったんじゃないかと思います。

  

明日の4日Link は、

「犬人形をつくろう!」と、

「竪穴住居をたてよう!」のメニューを開催します。

  

ぜひ、

来てください!

— posted by yayoi at 08:25 pm  

“ファンタジーの世界へ~古典派の幻想曲を集めて~”

浅川晶子さんのピアノソロによる“ファンタジーの世界へ~古典派の幻想曲を集めて~”を開催しました。

  

桜の季節は終わりを迎えましたが、

それでも春らんまんです!

今日の雨模様も、

晴れの日と雨の日を繰り返す今が春であることの証。

また梅雨が来て、

暑い時期がやってきます。

今のうちに、

気持ちのよい気候を思う存分感じてください。

  

春は花が咲き始め、

いっせいに街や自然が明るくなります。

それぞれの秘めた想いがあふれ出し、

一年で最も華やかな光景が広がります。

  

浅川さんは、

ピアノでそのたくさんの光景の中に私たちを導いてくれました。

  

南風のように柔らかくそよぐ音色は

絵画や物語から流れ出てきたかのような奥行きを持ち、

時には感情を、時には情景をひとつひとつ丁寧にたどりながら、

曲ごとのストーリーを紡ぎ出していきました。

  

草花の生命力、

色が持つきらめき、

そこにいる動物や人間たちの躍動。

  

モーツァルト、フンメル、シューベルト、チェルニーが世に送り出し、

1台のピアノの力で輝きだした幻想的な世界は、

現実の世界に負けないほど美しい世界を目の前で魅せてくれました。

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作曲家たちは、

どのような空間、

どのような出会いの中で幻想曲を作りだしてきたのでしょうか。

  

モーツァルトやフンメル、シューベルトらが生きた18世紀後半から19世紀。

現代とは当然違う光景が広がり、

全く違う生活を送っていたことでしょう。

 

  

しかし、

彼らが残した音楽は21世紀に生きる私たちの心を確かに打ち、

激しく響かせています。

  

それは彼らが偉大だからでしょうか?

それとも人が何を感じ、どこに感動するかというのは

変わらないからでしょうか?

  

  

ん?

いい音楽を聴くことができればそういうことはどうでもいい?

  

   

そうですね!

おそらく、

当時の人も同じことを考えていたと思います。

  

次回は5月13日です。

波戸岡美紗さんのピアノソロによる、“母の日の調べ~波戸岡美紗ピアノリサイタル~Link ”になります。

お待ちしています。

— posted by yayoi at 07:53 pm  

“~春風にのせて~ピアノ名曲散歩道(プロムナード)”

樋口五葉さんのピアノソロによる“~春風にのせて~ピアノ名曲散歩道(プロムナード)”を開催しました。

  

例年ならすでに満開になり、散り始めもしている

桜の花びらはまだ七分咲き程度で、

満開になる時を待ちわびる日々が続いています。

ただ、

冷たい空気は時折やってくるものの、

桜が教えてくれる暖かい季節はもうすぐそこです。

  

咲き乱れる花々の華麗さ。

散りゆくその時を知っている哀愁。

豊かな響きと色とりどりの音色によって、

樋口さんのピアノは感情の表と裏を見事に表現してくれました。

  

“ピアノ・ソナタ 1905年10月1日≪街頭から≫”のような

誰しもが持つ不安、心の複雑さを語る楽曲。

春が近づき、弾むカラフルな心を表す演奏や

窓から差し込む陽光のように音そのものが輝き始めそうな音色。

  

樋口さんが作り出すイメージ、世界そのものが

目の前に広がり、

私たちはその中で喜びや儚さ、

作曲家の意欲や苦悩、

ピアニストの熱意や姿勢に

心ゆくまでふれることができました。

  

まさに桜の木の下で聴いていたような

“幻想曲「さくらさくら」”。

ふと見上げれば

桜はいつのまにか満開になり、

私たちを包みこんでくれていました。

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春は揺れ動く季節です。

  

多かれ少なかれ、

出会いや別れはみなさんに訪れていると思います。

  

旅立つ人、送る人、迎える人。

  

そのすべての出来事が、

素晴らしいものになることを願っています。

  

新しい年度が始まって一週間。

  

季節はまた、

はっきりと変わろうとしています。

  

次回は4月22日です。

浅川晶子さんのピアノによる、“ファンタジーの世界へ~古典派の幻想曲を集めて~Link ”になります。

お待ちしています。

— posted by yayoi at 07:56 pm  

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